温熱療法とは、全身や患部を温めることにより、新陳代謝を促進して老廃物を除去し、血液やリンパの流れをよくする治療法のことです。
温熱療法はもぐさ・びわの葉温灸などや様々な方法がありますが、ここでは手軽に温熱療法が出来る、三井式温熱治療器を使った三井温熱療法をご紹介したいと思います。
三井温熱療法とは遠赤外線を放出する温熱治療器をアイロンのように体に当て、全身に温熱エネルギーを加え体を温める温熱療法の一種です。
三井式温熱治療器の特徴は、心地よい温熱マッサージを施していると、コリや病巣のあるところは「アチチ」と声をあげるほど強い熱さを感じます。
このアチチ反応が出るところに温熱治療器をくり返し注熱すると、血液やリンパの流れが良くなり、滞っていた老廃物が流れ出し、やがてアチチ反応が収まります。アチチ反応がおさまると、緊張でこっていた筋肉がほぐれ、痛みを緩和していきます。
本来、人間の体は冷やすように出来ていませんが、熱中症や打撲・炎症など腫れが起こったばかりの時は、患部への温熱療法は行わないで下さい。
温熱器を使った温熱療法
この療法を図式化すると次のようになります。
「三井式温熱治療器」(遠赤外線42℃~86℃)を使ってからだを温め「病巣」に温熱エネルギーを注入する |
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- 「病巣」にたまっている老廃物や有害物質などを排泄し、脳神経や自律神経を整える
- 血液の流れ、気の流れ、リンパの流れが良くなる
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免疫力を強くし、自然治癒力を活性化させる |
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病気の改善・病気の予防 |
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