素肌の上にあて布(日本手ぬぐい等)をおき三井式温熱治療器で注熱します。温熱治療器は、どんなところに病変があっても
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まず基礎治療(基本コース)として、背骨にそって三井式温熱治療器で注熱します。 |
背骨にそって脳脊髄神経と自律神経が通っているからです。疲れた体は、この両神経に注熱すると、活力が全身にみなぎるようになります。病巣各部の治療に入る前に、全身の緊張をほぐし、体の活力をみなぎらせ、自律神経のバランスを整えておきます。 |
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基本治療のあと、6つのポイントに三井式温熱治療器で注熱します。 |
これらのポイントへの注熱により、ホルモンの乱れを整え、ストレスを緩和させます。 |
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次に病巣部、治療点に三井式温熱治療器で注熱します。 |
冷えやコリ、ガンがあるところは「アチチ」と声をあげるほど強い熱さを感じます。(アチチ反応)しかしそこにくり返し注熱を行なうと、患部の反応はおさまり、ぽかぽかと体の芯から温まり、気分が爽快になり、眠気を催すほどです。 |
熱に対して敏感なところは血液の停滞しているところです。 筋肉の疲れで乳酸などの老廃物や、病体と闘って生じた細胞の破壊物が、毛細血管に詰まって血行を阻害します。
そこに三井式温熱治療器で注熱を行なうと、注熱の強い刺激を受けて、阻害物質が血液やリンパ球にとりこまれ移動し、その流れによって注熱した熱が分散され、アチチ反応がおさまり、冷えやコリが改善されていくのです。
- *皮膚の上に置く布は日本手ぬぐいがお薦めです。綿Tシャツの上からでも注熱は可能ですがプリントがしてあるのもは適しません。また、女性は下着を着けていると金属部分でやけどしますので外した方が安全です
〇温熱療法のポイント‥‥三井式温熱治療器の使い方「重点的に当てる六つの部位」
まず基本コースを行う。それから次の六つの部位に当てる。この部位は、ホルモンの乱れを整えたり、ストレスを緩和させたりする。
1.視床下部・・・ |
自律神経の司令塔 |
2.脳下垂体・・・ |
全身の内分泌腺に働きかけて、ホルモンの分泌を促す部分 |
3.甲状腺・・・ |
甲状腺ホルモンを分泌する腺 |
4.十二指腸・・・ |
ストレスの影響を受けやすいところで、働きが鈍ると肝臓で解毒された毒素が通過しにくくなる。 |
5.副腎・・・ |
副腎皮質ホルモンや髄質ホルモンの乱れを整える部分 |
6.仙骨・・・ |
下半身の血流を活性化させ、低体温を改善する。 |
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